膣から内臓が飛び出るってホント?
骨盤内に収まっている子宮や膀胱、直腸などの臓器が本来の位置から下がり、膣から脱出してくる病気のことを骨盤臓器脱といいます。 出産によって、骨盤内の臓器を支えている骨盤底筋が大きく伸びて損傷することに加え、加齢や閉経により女性ホルモンの減少などで、さらに強度が低下することにより、骨盤臓器脱の症状が出てきます。 日本ではまだ正確な数字は出ていませんが、欧米では出産経験者の発症率が40%を超えるとのデータが報告されています。 頻度としては膀胱脱が最も多いとされ直腸脱、子宮脱と続きます。 膀胱脱(64%)→直腸脱(22%)→子宮脱(14%)
骨盤底筋のトレーニング
産後の女性の骨盤底筋は収縮力、収縮時間共に低下してしまいます。
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- ◆一般女性の平均
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最大収縮力 1.3kgf
最大筋力で収縮時間 7.9秒
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- ◆産後1ヶ月の女性の平均(92人)
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最大収縮力 0.74kgf
最大筋力での収縮時間 3.29秒
収縮できない 9.8
収縮できない 17.4%
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnse/7/0/7_43/_pdf/-char/ja
骨盤底筋は息を吐きながら肛門を締めるイメージで行うと力が入りやすくなります。