産後の骨盤矯正ってやったほうがいいの?

産後の骨盤は前に傾き、前側が開いてしまっています。 恥骨結合は通常時2〜3mmですが、分娩直後は7〜8mm開くといわれています。 産後6ヶ月まではリラキシンの影響もあり、骨盤が緩んでいる状態なので、正しい位置戻るように矯正をしていく必要があります。 産褥期が終わってから6ヶ月までの間に行うのが一番効果が高いといわれています。 骨盤を正しい位置に調整し、同時に周囲の筋肉が和らぐことにより、今まで動くことのなかった筋肉が動くようになってきます。 筋肉が動くようになると、代謝が上がるため、脂肪を燃焼する機能が高まります。 筋肉の状態が良くなれば、リンパ、血流の流れも良くなります。 リンパや血流が悪いままだと、体に滞っている老廃物が溜まりやすくなり、太りやすい要因になってしまいます。 筋肉が硬いと脂肪燃焼が起こりにくくなってしまうので、筋肉の柔軟性が出てくると痩せやすい体になっていきます。 また、骨盤が歪むと内蔵の位置が下がってしまい、下っ腹がポッコリ出ているような形になります。 骨盤を整えてあげると臓器の位置が正しい位置になるため痩せやすくなります。 開いた骨盤は骨盤底筋に力が入りにくくなるため、尿漏れにもつながりやすいです。 日常生活の姿勢や体の使い方によって歪んでしまうので、日々の生活で負担をかけないようにしていくことが大切です。